ピルの簡単な構造と服用の調節方法

低用量ピルと言うとコンドームより確実に避妊ができる経口薬とイメージする方が多いですが、なぜ避妊ができるのかその構造をご存知の方は実は多くありません。
低用量ピルには女性ホルモンと同様の成分が含まれています。
ピルは体内の女性ホルモンを調節し、脳を錯覚させることにより身体を妊娠しにくい状態にするのです。
まず、女性は妊娠すると生理が止まります。
すでに着床した受精卵を守るため排卵を抑制し、精子が侵入しにくくなるのです。
低用量ピルにはこれと同様の効果があります。
ピルに含まれるホルモンにより、脳に身体が妊娠中と錯覚させることにより避妊することができるのです。
まず、主な作用は3つあります。
一つ目に卵胞を成熟させるホルモンの分泌が抑制されるため、排卵が起こらなくなります。
そして二つ目に子宮内膜の増殖を抑制するため、受精卵が着床しづらくなります。
さらに三つ目に子宮頚管の粘液を変化させることにより精子の侵入そのものを防ぎます。
そのため女性の身体自体が妊娠しづらい状態となっているので、コンドームよりも確実な避妊ができるのです。
このピルは毎日服用することにより体内のホルモンバランスを調節しています。
そのため、避妊のためには毎日飲み続ける必要がありますし、飲み忘れた場合は飲み方を調節することが必要になります。
まず、ピルは生理周期の28日分が一つのシートに入っています。
そして通常なら1日一粒でいいのですが、1日分飲み忘れると2日目に2粒、2日分以上飲み忘れてしまった場合は新しいシートから飲み始める必要があります。
ただし飲み忘れた薬が偽薬の場合は問題ありません。
シートには生理のため7日分偽薬が含まれています。
そのため偽薬は飲まなくてもいいのですが、飲み忘れ防止のために含まれているのです。
このように低用量ピルは含まれる成分により身体を妊娠しにくい状態にすると共に、飲み忘れた場合は服用の調節が必要です。